一度できると同じ場所に繰り返しニキビが出るようになり、慢性化しやすい。
そしてにきび跡にもなりやすい。
しかも「ニキビがある」というストレスで更に悪化するという、まるでアリ地獄のようなトラブルです。

どんどん深みにハマっていき、気づいた時には フェイスラインが変わってしまうほど進行しているケースも。

その悪循環の理由が「間違った大人ニキビの対処法」であったとしたら・・・?

大人ニキビの原因が複雑すぎる

乾燥肌、混合肌、普通肌、脂性肌、かくれ乾燥肌、超敏感肌。
大人ニキビはどのタイプの肌質にでも、ある日突然出現します。

皮脂分泌が盛んではない部位にできるのが大人ニキビの特徴ですが、
肌状態で共通しているのが

  • 角質の水分量が不足している
  • 皮膚のバリア機能が弱りきっている

この2点です。

では、大人ニキビを引き起こしてしまうキッカケになりやすいものはというと、

  • 便秘気味
  • 生活が不規則
  • 精神的ストレスを感じている
  • 洗顔する時に髪の生え際のすすぎが不十分
  • にきびを隠そうとしっかりメイクをしている
  • 生理が重すぎる
  • 洗顔する時に肌をこすり過ぎている
  • でき始めたニキビを触っている
  • 洋服、髪の毛がニキビに触れている
  • 揚げ物などの食べ物が好き
  • 睡眠不足

いろんなことが積み重なってあなたの肌は乾操。
皮脂分泌が過剰になってバリア機能が低下し、
毛穴が角栓で詰まり大人ニキビの出来上がりです。

大人ニキビに「悪い」スキンケア法

ニキビ用化粧品、イオウ配合の化粧品これらは
一見、大人ニキビを改善させてくれそうに見えますが実は要注意のトップ2。

★なぜ「ニキビ用化粧品」がダメなのか?
もちろん全部が全部ダメという訳ではありません。
ただ、ニキビ用化粧品の多くは肌を乾操させる作用が
強いものがあるんです。

肌が乾操すれば大人ニキビは悪化します。

ですから「敏感肌用」あるいは「大人ニキビ肌用」とパッケージに
書かれてあるものを選ぶようにしてくださいね。

イオウ配合化粧品ってニキビにいいんじゃないの?

イオウはずっと昔からニキビ治療には定番の成分です。
ただし、ティーンのニキビにとって、なんですね。

イオウの働きは
・殺菌作用
・角質柔軟作用
・脱脂作用

3番目の皮脂を除去する作用は大人ニキビに良くありません。
イオウ配合の化粧品を大人ニキビに使うと、肌が荒れてガサガサになることも。

だから「要注意」なんですね。

じゃあ大人ニキビに良い化粧品って何?

ニキビができやすいという人はビタミンC配合の化粧品がおすすめです。

ビタミンCはマルチ成分でいろんな作用があるのですが

・皮脂を少し抑える効果(ニキビ予防効果)
・ニキビ跡の赤みを薄くする効果

これらが期待できます。

ただしビタミンCそのものは吸収率が悪いので、
ビタミンC誘導体配合化粧品がおすすめ。

状態が悪い場合には、美容皮膚科や美顔器などでイオン導入をすると 改善が早くなりますよ。

また、乾操が最大の敵なので、保湿美容液をつけることも忘れないで。

白ニキビは初期段階

白ニキビは大人ニキビのいちばん最初の段階の状態です。

そして「白ニキビができる」ということは基本的なスキンケアができていない、
ということでもあります。

皮膚の表面にたまって行き場を失った古い皮脂や汚れ。
それらがあなたの毛穴の入り口をふさいでいます。

ただし毛穴パックで取り除く、といった「その場限り」の方法ではなく、 白ニキビができない美肌づくりをしていきましょう。

ニキビができにくい肌をつくる方法

ニキビができると多くの人が間違いを犯します。

  • 洗浄力の高い洗顔料を使う
  • 洗顔の時、そんなつもりはなくてもゴシゴシ洗ってしまう
  • ニキビが出来ているからと化粧水だけつけている
  • 手でニキビを潰す
  • ファンデーションで隠そうとする
  • 毛穴パックを使いすぎる
  • スキンケアだけ気にして、睡眠不足や食事バランスを考えない
  • メイクをしてない時も、クレンジングやダブル洗顔をしている・・・

白ニキビができないようにするには、 上記の反対のことをしてください。

ごくごく初期のニキビですから、 それだけでほぼよくなります。

原因はどうあれ、ニキビは肌の油分と水分のバランスが崩れるから できるものです。

たっぷり保湿、そして適度な油分を与えることを 一年通してしっかり行いましょう。

ただ、正しいスキンケアを行なっていてもニキビができてしまうことがあります。

生理前のニキビはこう防ぐ

ホルモンバランスが崩れる生理前のニキビは カンペキ過ぎるスキンケアを行なっていたとしても防げないことがあります。

こういった場合には、 ピーリング化粧品を使いましょう。

AHA配合の洗顔石鹸などを週に1度か2度使うようにしておくと ニキビが出来づらくなります。

ただし拭き取りタイプのピーリングコスメは 肌を乾操させてしまうことがあります。

ミルクタイプなど洗い流すタイプのものを選ぶようにしてください。

ニキビができている時のメイクは?

油分の少ないパウダーファンデーションまたはルースパウダー(粉おしろい)を 使うようにしてみてください。

そしてできれば保湿成分が配合されているファンデがおすすめ。
クリームタイプのファンデ、化粧下地は油分を含んでいるので、 ニキビができている間は避けたほうがベターです。

保湿美容液を塗った上にパウダーファンデを塗ると 粉浮きせず、肌になじみやすくなります。

油分を与えすぎない、余分な皮脂や汚れを洗顔でしっかりとる、 これだけで白ニキビはほぼ改善できます。

黒ニキビの原因と対策

黒ニキビは毛穴に詰まった皮脂が酸化して黒ずみになってしまった状態。
ただしここまでの段階ならまだ間に合います。

洗顔や生活習慣の改善でそのニキビは「なかったこと」にしてしまえるのです。

シミ、色素沈着、凸凹肌にしない方法

大人ニキビの原因は複雑。
でも改善法はシンプルです。

ニキビを悪化させるのはアクネ菌。
アクネ菌の栄養源は皮脂です。

不潔にしていたり、過剰に皮脂が増えると ニキビが悪化します。

ですから

  1. 余分な皮脂、角質など汚れを落とす
  2. 水分を補う

この二つを徹底的に行うことが大切なんですね。

黒ニキビになってしまっているからと 手で触って潰したり、過剰な毛穴パックなどの使用はNG。
色素沈着、シミ、凸凹したクレーター状のニキビ跡を作ってしまうことになりかねません。

では具体的にどういったスキンケアをすればいいか?

油分を控えた肌のお手入れを行うようにしましょう。

・ニキビができている間はクリームやオイルはつけない

・ノンコメドジェニックと表示のあるコスメを使う
(※ノンコメドジェニックというのは、アクネ菌の栄養になりづらい油分が 配合されているコスメです。)

「化粧水だけ」ではダメ

先にクリーム類はつけないとお話しましたが
化粧水だけのスキンケアはニキビに良くありません。

肌が乾操し過ぎると、

・皮脂分泌がかえって過剰になる
・角質が硬く厚くなる

結果、毛穴が詰まってニキビが悪化します。

ニキビは肌の皮脂と水分のバランスがとれれば 自然に改善されていきます。

あとは睡眠時間を6時間以上、 バランスのとれた食事をとるように心がける、 黒ニキビまでならこれらのスキンケアと生活習慣の改善で良くなります。

治りにくい背中ニキビ

背中は「カラダのTゾーン」と言われるほど皮脂腺が多い場所。
しかも顔より角質が厚いので、体にニキビができてしまうと改善しづらいんですね。
これは胸元のニキビにも言えることです。

背中は隠れている場所ではありますが 肌を魅せるのは夏場だけではありません。

  • 恋活パーティー
  • ちょっと洒落たクリスマスイベント
  • 彼氏とお泊り
  • あなたのウエディングドレス姿 などなど

もし間違った背中のニキビケアを続けていると ニキビは治らないですし、ぶつぶつが慢性化。
背中がシミ・黒ずみだらけになる可能性が大です。

背中が汚い女子になってしまう前に 正しい背中のにきびケア、始めましょう。

「自分でニキビやシミを増やしていませんか?」

背中にニキビがあるとよくやってしまうのが 「ゴシゴシこすって洗う」という行為。
しかもボディブラシやナイロンタオルを使って、です。

肌がいちばん嫌うのは「刺激」。
ニキビを改善しようとして悪化させてしまっては泣くに泣けません。
こすりすぎなうように、優しく洗うよう習慣づけてくださいね。

背中ニキビに効くボディケア

背中ニキビも顔と同じようにケア、が基本です。

◆洗浄剤は?
固形石鹸を使いましょう。
ボディソープが多く出回っていますがニキビにはNGです。

・理由 その1
界面活性剤がかなり入っているので肌に負担と刺激を与えます。

・理由 その2
『洗い上がりがしっとり』とうたっているボディソープをよく見かけませんか?
しっとり感を出すためには油分の配合が必要です。
油分が肌に残ったままになると、それが肌に油膜を張り、さらにニキビを増やします。

◆保湿は?
皮脂腺が多い背中でも、入浴後は保湿もちゃんとしてあげましょう。
保湿力の高いボディローションがおすすめです。

インナーにこだわるべし

とにかく「刺激」を与えないようにするのがニキビ改善にとって一番です。
直接触れる下着や洋服は吸湿性が良くて肌触りのいい素材のものを 選びましょう。

アクリル、ポリエステルなどチクチクする素材の洋服は
刺激になってニキビが悪化する原因に。
ニキビがある時は避けた方がいいですよ。

胸や背中など体のニキビは洗浄と保湿をしっかりすること。
そして体質改善のために漢方もあわせると改善が早まることもあります。

ニキビ跡ケアはタイプ別に

ニキビ跡には大きく3つのタイプがあります。
そのうちの1つだけは正直、化粧品での改善は難しい。
しかし残りの2つは自宅で改善できるニキビ跡です。

『あきらめる必要がないニキビ跡』をそのままにしていませんか?

ホームケアで改善できるニキビ跡

◆赤みがあるニキビ跡
にきびは治ったものの、炎症した時に出た赤みが
そのまま肌に残るケースがあります。

ひどい場合には10年以上、残ってしまうニキビ跡ですが
ビタミンC誘導体が配合されている化粧品、または
イオン導入をすれば早く消すことが可能です。

◆シミになっているニキビ跡
肌が茶色く変色した「炎症性色素沈着」です。
お手入れをしなければ生涯消えない可能性があるニキビ跡。
美白化粧品が有効ですよ。

※日焼けすると美白化粧品を使っても消えづらくなります。
紫外線対策はしっかり行うようにしてください。

以上が自宅で改善できるニキビ跡です。

しかしクレーター状になって凸凹してしまっているニキビ跡は 化粧品だけでは改善は困難です。

  • レーザー治療
  • レチノイン酸の薬
  • ピーリング

これらを美容皮膚科などで相談のうえ、行なっていくことになります。

どんな肌トラブルにも言えることですが、
対処が早ければ早いほど改善が早くなります。

赤み、シミが残っているニキビ跡は 改善できるケースがほとんどです。
あきらめないでチャレンジしてみてくださいね。