できて欲しくないシワたるみ。
だけどカラダが老化する限り、避けて通れない肌トラブルです。

いろんなケースはあるけれど、もっとも大きな原因は「活性酸素」。
活性酸素は人間のカラダの細胞を酸化させ、肌老化を進行させます。

30代がピーク

呼吸、ストレス、タバコ、油っこい食事、食品添加物・・。
生きているだけで発生する活性酸素を取り除いてくれるのが体内にある「酵素(SOD)」。

しかし30代を越えたあたりから徐々に減少し始めます。
つまり抗酸化力が低下する、 だからシワやたるみが目立ってくるようになるのです。

シワやたるみを予防するには、

◆抗酸化物質を摂る
ビタミンA・C・Eが抗酸化力にすぐれた栄養素です。
食事やサプリメントでしっかり摂るといいですよ。

◆卵巣を元気にする
なぜ卵巣を元気にすると美肌になれるのか?

答えは女性ホルモン「エストロゲン」にあります。

エストロゲンには
・肌の水分量を守る作用
・体内にあるコラーゲンを守る作用

こんな働きがあります。

しかしエストロゲンは30代半ばを境に徐々に減少、40代になると急激に分泌量が低下してしまいます。

エストロゲンを減らさないためには、骨盤を開閉するエクササイズやツボ押しなどを行い卵巣を元気にすることが大切なんです。

これらが肌老化をゆるめる基礎づくり。 こうやって老化の大もとになる活性酸素を減らしながら、 活性酸素によって増えて進行していくシワ・たるみを化粧品などで改善していく。

そうすることによって肌老化のスピードをゆるめることができるんですね。

シワ・たるみに効く成分

シワ・たるみは出てしまってからでも改善できますが、
出来にくいように「準備」しておくことも大切です。

では年代別にシワ・たるみに効く成分をご紹介しておきましょう。

20代におすすめの成分

・ナイアシン
刺激が少ないので、肌が弱い人や敏感肌の人にも使いやすい成分です。
肌の代謝を活性化させてハリを出してくれます。
大人ニキビにも有効です。

・ビタミンC誘導体
よく美白コスメに配合されている成分です。
ニキビの炎症や毛穴対策にも効果を発揮します。

30代以降におすすめの成分

・AHA
フルーツ酸、乳酸、グリコール酸が「AHA」と言われるピーリング成分です。
ピーリングの中でも最もマイルドで安全な成分で、石けん・パックなどに配合されています。

・レチノール
真皮でコラーゲンの合成・代謝を促す働きがあることが、学術者の研究によって分かっています。
使い始めに肌にカサつきが出ることもありますが、徐々にカサつきは出なくなります。レチノールはビタミンAですから体内にもともとある物質です。安全ですし、肌にハリを出す効果が高いことで知られています。

上記でお話している成分の他にも、フラーレンのようなノーベル賞受賞している抗酸化成分はいくつかあります。

通常、化粧品は数種類の成分が配合されていますので
あなたの肌状況に応じてベストなものを選ぶといいですよ。

活性酸素を少なくしていくことと、 化粧品などによるシワたるみ対策。
どちらも大切で必要です。

あごのたるみ

太った訳ではないのに二重あご。
理由は二つ、「たるみ」と「むくみ」です。

「たるみ」でフェイスラインが崩れる

顔の中でいちばん脂肪が厚いのが、頬からあごにかけての部分です。
たるみが出て、皮膚が支えきれなくなると二重あごに見えてしまうんですね。

「むくみ」で二重あごになる

血行やリンパの流れが悪くなったり、皮下組織の脂肪細胞が大きくなると むくみが出ます。

むくみだったらまだ安心だと放っておいた場合、 肌の真皮層のはたらきが低下すると言われています。
つまり、時間がたてば、いずれたるみやシワにつながるということなんです。

二重あごの改善法

マッサージでむくみ予防

肌にハリを出す化粧品を使うなど、アンチエイジング対策はもちろんですが
マッサージで肌の真皮層の活性化をはかることも大切です。

マッサージには
・代謝を上げてむくみを予防する
・皮下脂肪をつきにくくする

この2つの働きがあるんです。

※マッサージの際には、マッサージ用クリームを使うようにしてください。
マッサージクリームは肌への負担を減らす役目があるのです。
ただしクレンジングクリームで代用しないこと。逆に肌に負担を与える原因になるケースがあります。

二重あごは筋トレで改善する

たるみはコラーゲンの劣化だけが原因ではありません。
筋肉のゆるみも大きく影響しているのです。

表情筋と皮膚はくっついています。
ですから表情筋が老化でゆるめば、皮膚もゆるみます。
つまりたるみが出るということです。

表情筋のゆるみが出るのは20代半ばあたりから。
表情筋の筋トレは早いうちから始めるほどいいんですね。
ただ、表情筋エクササイズはおすすめできません。

「表情を無理につくる」表情筋エクササイズは 表情ジワをつくってしまったり、深くしてしまうリスクがあるからです。

表情筋を鍛えるには、 専用のアイテムや筋肉を鍛える低周波の美顔器を使うといいでしょう。

噛(か)む回数を増やす

最近はあまり噛まなくていいやわらかい食べ物が多くなっています。
このことも実はあごのたるみなど、フェイスラインのくずれの原因になっているんですね。

ですので、骨付き肉や砂肝など硬い肉やゴボウなどの野菜など 噛む回数が多くなる食べ物をなるべく摂ることも大切です。

こういったことを気をつけた上で、たるみを解消する化粧品を使うと 相乗効果が高まります。

目の下のたるみ

目の下の黒く見える影、涙袋は肌の「たるみ」です。
目の下の皮膚はわずか0.1mm。
ですからコラーゲンが劣化すると影響を受けやすいのです。

「涙袋=たるみ」ができる仕組み

目元の皮膚や体の中でももっとも薄い部位。
そこにたるみが出ると、眼球の周りにある脂肪を支え続けることができなくなります。

結果、下まぶたがぷくっと膨らんだように見えるようになるのです。

「黒いクマ」ができてしまうワケ

目の下にできる「影」。
黒いクマができる原因は、

・コラーゲンの劣化
目の下の皮膚が痩せて落ちくぼむために黒く見えます。

・目の下の筋力の低下
目の下の脂肪がふくらんでたるみます

これらが考えられます。

涙袋ができている場合は筋力を鍛えるフェイササイズ。

黒いクマができている場合は、目元専用の美容液やパックでケアしましょう。
補助的に、飲むコラーゲン(コラーゲンドリンクやサプリ)を摂ると改善が早まります。

コラーゲンを強化する成分

AHAなどが配合されているピーリング剤、レチノール、ビタミンC誘導体。
これらにはコラーゲンを増加させる働きがあります。
美容液やパックを選ぶ際は、配合成分を確認してから購入するようにしてくださいね。

目もとはお手入れの手抜きがダイレクトに現れる部位です。
例えば黒いクマにむくみが加わると、目の下のたるみはさらに目立ってしまいます。

人の印象が決まると言われる目もと。

ごまかしようがない部位ですし、あなたの印象を左右しますので
目もとケアはしっかりと行いましょう。

頬のたるみ

たるみが出やすいポイントの一つに「頬」があります。
たとえば数年前に撮った写真と見比べてみて、頬の位置が下がリ気味。
そして影ができているようなら頬にたるみが出ている証拠です。

「頬のたるみ」ならまだ間に合う

あなたの肌の奥でジワジワと確実に進行している「たるみ」。
涙袋や頬のたるみなど顔の上半分のたるみが目立ってきている・・・。
だとしたら、まだ初期の段階なんですね。

それ以上たるみが広がってしまう前に、
今すぐたるみケアを始めましょう。

真皮層の老化によるたるみ

紫外線、加齢が原因で真皮層にあるコラーゲン、エラスチンが劣化。
自分で生み出す力も減ってしまいます。

真皮層が老化することによって起こるたるみを改善するには
肌弾力を上げる化粧品を使うこと。

これらの成分が配合されている化粧品を、1点でいいのでプラスするといいですね。

・イノンドエキス、ショウキョウエキスなどの植物エキス(コラーゲンを生み出す働きを高める)

・ファイバーエラスチン、カカオ種子エキス(コラーゲンやエラスチンの劣化を防ぐ)

・AHA、レチノール、ビタミンC誘導体、ナイアシン(コラーゲンの産生を促す)

乾操によるたるみ

真皮層でコラーゲンとエラスチンのすき間を埋めてくれていうのが うるおい成分のヒアルロン酸です。

しかしヒアルロン酸もコラーゲン同様に確実に減少していきます。
ヒアルロン酸が減ると、肌の内部は不安定な状態に。
結果、乾操が原因のたるみができるんですね。

乾操によるたるみを解消するには、

◆真皮層にうるおいを与える化粧品
ヒアルロン酸、コンドロイチンなどが配合されているコスメを使いましょう。

◆外側からとにかく保湿する
加湿器、スチーマー、ミスト化粧水、携帯用ミスト美顔器などで
角層のうるおいをキープします。

◆うるおいファンデがベター
肌を直接保するファンデは、あなたの肌に大きな影響を与えます。
保湿成分が配合されているファンデを選ぶとベターです。

顔の中でもっとも大きなパーツ「頬」。
たるみが出るとあなたの見た目の印象を大きく変えてしまいます。

化粧品や美顔器、エステなどをうまく使い回して
できるだけ早く改善するようにしてくださいね。

ほうれい線

ほうれい線はよく「しわ」と間違えられるのですが、 実は「たるみ」が原因で起こります。

若い間は筋肉も強く、脂肪や皮膚を軽々と支えることができているんですが年齢を重ねるごとにそれが難しくなっていきます。

が、口の周りにある「口輪筋(こうりんきん)」だけは他の筋肉に比べて劣化が遅いため、落ちてくる脂肪や皮膚をせき止めます。つまりどういうことかというと、落ちてきた頬の下の部分が口輪筋の上に乗っかってしまうので、ほうれい線になってしまうんですね。

では、このほうれい線はどうやって解消すればいいのでしょうか?

化粧品でほうれい線は改善できる?

残念ながら化粧品でほうれい線を解消することはできません。頬の厚い脂肪を支える皮下組織も皮膚もたるみ、 顔全体が下がってきているからです。

しかしまだそんなにほうれい線が目立っていない場合には
細胞を活性化させる「コエンザイムQ10」配合の化粧品やサプリメントを使ってみるのも一つです。

表情筋を鍛えればなんとかなるのでは?

顔の筋肉、表情筋が衰えて脂肪や皮膚を支えきれなくなっているのなら、それを鍛えればいい。
これは正解です。

しかし、よくある表情筋のエクササイズでは 期待するような効果を得ることはできません。
なぜなら表情筋は肌の奥底にあるために 顔の表面(外側)から”刺激”を与えても効果が出ないつくりになっているんです。

また、見よう見まねのエクササイズの場合、 繰り返し行われる「動作」で表情ジワを引き起こす原因にも。

表情筋を効率よく鍛えるのなら、プロの指導を受けた方が良いでしょう。

今すぐほうれい線を薄くしたい場合には?

ほうれい線を確実にダウンタイムなしで目立たなくするには美容皮膚科で「ヒアルロン酸注入」か「コラーゲン注入」の施術が必要です。

この2つは「深いほうれい線」に向いている
施術です。効果は半年程度ですが、確実に
見た目を変えることができる方法です。

コラーゲン注入の場合は約5万円、
ヒアルロン酸注入の場合はおよそ7万円の費用がかかります。

”ほうれい線用コスメ”とうたっていても
限界があることを知った上で、あなたの肌状態に合った
化粧品やサプリメントを選ぶようにしてくださいね。